ファイナンシャルプランナー資格(以下、FP)の取得を目指している皆さん、どのように勉強をしているでしょうか?
有料講座で学ばれている方もいるかと思います。
しかし私は、FP2級・3級の取得を目指すなら独学でも十分対応できると伝えます。
そんな私が2級取得までに行った学習方法と使用教材について、ご紹介したいと思います。
私が使用した教材
まず、私が2級・3級の勉強に使用した本はこちらです。
言わずも知れた、人気の市販本ですね。
私もこちらを購入して学習しました。
こちらを購入した理由はカラーで見やすく、一般常識で使える知識が十分に載っており、試験で通用する最低限の情報を載せてくれているからです。
もし2級を取るという方がいれば、最初から2級の本でもよいかもしれませんが、3級に必要のない情報まで乗っているので学習後の情報整理に時間が掛かります。
まずは、3級資格を目指すという方は3級の本から読み進めた方が試験に必要な知識を身に着けやすくなるのでお勧めします。
学習方法
私が今から紹介する方法は、正直知識を身に着けていくよりは、試験をクリアするだけの最短方法になるでしょう。
なので、とりあえず試験を受かりたいという方には参考になると思います。
逆に、しっかり身に着けたいという方は1~2ヶ月掛けながら知識を身に着けてください。
ちなみに、私が受けた試験はFP協会の『資産設計提案業務』です。
FP3級の取得時
私がFP3級を合格した際の学習日数は4日間ほどになります。
時間に換算すると50時間ほどとお考え下さい。
まずは、紹介させていただいた『みんなが欲しかったFPの教科書』を1読していきます。
読み返しはなしで、1日かけ読破しました。
2日目に、同会社が出されている『みんなが欲しかったFPの問題集』を使い、記載されている問題をすべて解いていきました。
問題集の中には金財とFPで実技問題が分かれているので、自分が受ける試験の問題だけを解いてください。
もしかしたら出るかもと、対象でない試験問題を解いても正直時間の無駄です!
問題集も、1日かけてすべて解いていきました。
そして3日目は、金財かFP協会のHPにある過去試験問題を「過去5~6回分」ほどを解いていきました。
これも1日かけてです。
時間に余裕がある場合は、間違えた問題を教科書で確認して答え合わせをします。
そして4日目は、問題集・過去問で自分が解けない問題を繰り返し答え合わせをしながら解いていきました。
教科書を1日、問題集・過去問に3日間かけたのは理由があり、
問題を解いているとわかるのですが、試験には過去の問題から同様か近い内容が何度か繰り返し出てくるのです。
そうすることで、どのような問題が出やすいか傾向がわかります。
傾向がわかると、再確認していく問題も焦点が絞れるので1種の試験対策となります。
そして、試験は選択式(マーク式)なので正解が分からずとも間違いが分かれば、おのずと正答になるという事です。
当日試験日に関しては、スマホアプリの『3級FP過去問解説集』を使い移動中も学習。
問題集の回答本に記載してある、学習範囲の要約知識などを確認しながら試験時間ぎりぎりまで学習しました。
これで、私は8割程度の正答でFP3級を合格しました。
FP2級の取得時
続いて、FP2級取得の場合です。
FP2級は、3級の合格がわかってすぐ直近の試験日を申し込みました。
知識は覚えが新しい方が良いのと、時期が開くことにより法改正が起きて知識の更新が必要になるからです。
FP2級では、丸1週間ほど学習を詰めて行いました。
初めの2日間に、『みんなが欲しかったFPの教科書2級』を完全読破、1読していきました。
再確認になる知識や新しく詰め込む知識も多くなります。
2級の場合、個人事業や法人などの知識が入るのが大変でしたね。
次の2日間は、『みんなが欲しかったFPの問題集 2級』を解いていきました。
問題量も多く、間違えた問題は再確認しながら行っていったので時間が掛かりました。
そして残りの3日間は、過去試験問題の実施です。
とにかく過去5回分程度の過去問題を時間がある限り、繰り返し行っていきました。
もちろん試験同様、1試験問題をすべて解いてから回答していき、時間間隔も養いました。
そのため、1試験について3時間近くかかり、回答も合わせると4時間程度必要でした💦
そしてわからなかった問題は重点的に教科書を振り返り、知識の補充を行っていきました。
当日は、3級と同様アプリの活用です。2級・1級バージョンまで出ています。
実質過去問の復習が学習時間の大半を締めていきます。
この学習で、FP2級も8割以上の正答で資格取得することができました。
使用した問題集
正直、この問題集は過去の試験から引っ張ってきている問題が多く入っているので、私は1度解いてからはあまり使用しませんでした💦
それよりも、回答本に記載してある各分野の知識要約を見る事の方が多かったです。
過去数回分の過去問が欲しければ、金財・FP協会サイトの過去試験問題をダウンロードすればよいです。
また解説が欲しければ、私が試験対策で使った過去問アプリで問題の解説を見る事もできます。
まとめ
《短期間学習、要約》 〇まずは、自身が選んだ教科書を1読する ↓ 〇過去問集があるなら、一通り問題を解いてみる ↓ 〇過去試験問題を5~6回分程度、解き進める ↓ 〇分からない、知識が弱い部分のみ繰り返し回答・答え合わせをする
試験対策は、人それぞれに合った方法があると思いますが私自身は、紹介させていただいた方法で8割以上の正答で試験をクリアすることができました。
日常から経済・金融に意識を向けている人は、すでに知っている知識もあるので補填しながらの学習にもなります。
ただし、今回は試験クリアを目的とした学習方法です。
将来に役立つ知識をきちんと身に着けるなら、時間をかけ教科書の1ページ1ページを理解しながら進める事をおすすめします。
それでも、試験のために一度学習したならば、あれの事だ!っと気付くきっかけを得られる程度の知識は身につくでしょう!
更に詳しく資格情報を知りたいなら、こちらのサイトがおすすめ!
『気になる資格が見つかるサイト・資格Hacks』
こちらの資格Hacksは、資格取得を考える方へ学習方法だけでなく、試験情報や資格の活用について、またAFP・CFPの情報など広く記事を挙げられています。
またファイナンシャルプランナー以外の資格に興味がある方も、資格Hacksには幅広い資格の情報が載せられていますので、今から資格情報を調べていくという方にもおすすめです。
コメント